アリの社会における「取り締まり」は、個体数が少ない未成熟な集団ほど厳しいことが、関西学院大などの研究で分かってきた。集団が小さいほど、勝手な行動が全体に与える影響が大きくなるためらしい。
■おきて破りには制裁
アリ科の多くは、女王アリが雄と交尾して働きアリを産む。働きアリは全て雌で卵巣を持ち、交尾を必要としない単為生殖で雄を産むことができるが、産卵を担当するのは女王アリだけだ。
働きアリの任務は幼虫を育てたり、餌を捕ったりする繁殖以外の仕事だ。女王アリが発するにおいの影響で、体が産卵できない状態に変わるとみられている。
ところが、こうした役割分担にもかかわらず産卵してしまう働きアリもいる。働きアリ同士は互いに行動を監視していて、こうしたおきて破りの裏切り者を見つけると、集団で襲いかかって産卵を妨害したり、卵を奪って食べ破壊したりしてしまうという。このような行動を取る理由は、よく分かっていなかった。
そこで研究チームは、沖縄県に生息する体長約1センチの大型アリ「トゲオオハリアリ」の約20集団に、卵巣を人工的に肥大させて卵を産める状態にした働きアリや、働きアリが産んだ卵を入れて、どんな行動が起きるか観察した。
その結果、産卵の阻止や卵の破壊などの行動は起きたが、集団の大きさで差が出ることが分かった。働きアリの数が100匹未満で比較的若い集団の場合、ほとんどの卵が壊されたが、200匹以上いる成熟した集団では、壊されたのは約20%にとどまった。
■集団の規模で変化
初期段階の集団では、働きアリを増やすことによって女王アリが産む幼虫を育てる能力を充実させたり、餌の供給力を向上させたりすることが一番大切だ。働きアリが産卵してしまうと、そこから生まれる幼虫を育てることに労力を奪われ、餌を捕る力が低下する。また、働きアリが産む雄は女王アリと交尾して幼虫を増やすことはできるが、餌を捕るなどの労働力にはならないため、この段階の集団には不利益な存在になるとみられる。
一方、数が増えて成熟した集団は、世代交代して次世代の集団を築くことが視野に入ってくる。そのため次世代の女王アリと交尾して子孫を増やすための雄が必要になってくるらしい。集団の利益は、集団の規模によって変化することが背景にある。
これらの結果から研究チームは、働きアリは自分が属する集団の大きさをきちんと把握しているとみられ、産卵の相互監視行動は初期段階の集団ほど強化されると結論づけた。
下地博之助教は「アリ社会の相互監視行動が、どんな背景で獲得されたのかが確認された。今後は社会の大きさに応じた行動の変化を、さらに詳しく調べていきたい」と話している。
うしみつ注:引用此処まで。全文は以下ソースをご覧ください
https://www.sankei.com/premium/news/180428/prm1804280012-n2.html
https://www.sankei.com/premium/news/180428/prm1804280012-n1.html
https://www.sankei.com/premium/news/180428/prm1804280012-n3.html
群れで子どもを産んでいいのは、1匹のメスだけ
まあ、この場合は家族なわけだけど
長女が他所のオスと逢引してたら、群れのボスの母親にめっちゃ叱られて追放処分
後日、娘は詫びを入れて弟、妹たちのお世話係にもどる・・
まあ、ラストでは娘が実家の群れから離れてオスと仲良くしてたけどね
ダーウィンが来た
ダーウィンにお茶でも出してやれよ
ワロタ
日記はここで終わっている
アリの世界でも、働きアリは女王アリの娘だよ
それディンゴじゃないか?
リカオンも地位の低い雌の子が上位の雌に殺されることはあるが
せめてアリバイ工作はしような
その25%を排除して働き者だけにしてもまたその中から25%なまけ者が出現するってどこかでみたな
前にその事を言った時に、誰かがシフト組んで交代で休んでるだけじゃないか?って言ってて
なんてホワイト社会なんだと納得したわ
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それ違ったんじゃなかったか? ニートたちにはずいぶん都合のいいwシステム論みたいだったが
訴えた方がいい
アリはハチが進化したものと考えられてるけどなら
働きバチも産卵できるのだろうか?
ただ単に、コロニーとしての免疫機能が働いているだけだ。
アリやハチは、1つのコロニーが一つの生物みたいなもの。
女王は生殖機能に特化した器官であり、
働きアリや働きバチは生殖以外の器官や細胞の様な存在に過ぎない。
生殖を担当しない器官や細胞が生殖を行うということは、
いわば癌細胞が体内で余計なことをやらかすのと同じこと。
だから、免疫機能担当の働きアリが、
余計な癌細胞アリやその産物を駆除、排除するのは当然。
アリやハチの個体を、他の生物の個体と同様に考えることが
実にバカげている。
へー面白い概念だね
それなら相互監視でも問題ないな
オスは生殖のために少数いるだけ?
本来生物はメスが基本形
オスは生殖目的で作られた特別な形態
だから生物の種によっては生まれた時はすべてメスで
生殖の時だけ一部がオスに変異する種もある
つまりオスはふだんの生命活動や労働に不向きな形態なのかも知れない
身体が大きすぎて動きが鈍く獲物を狩るには不向きで、メスの取った獲物を奪う
ただオスとしてボスの座を奪うのは、大きくないと不利で負けてしまう
種馬としてだけの用しかない
臭い物質の影響は受けないのか。
裏切り者って、その働き蟻の女の子を犯したオス蟻こそが裏切り者で、妊娠産卵させられた働き蟻の女の子は被害者じゃないの???
産卵にオスは必要ない
>働きアリは全て雌で卵巣を持ち、交尾を必要としない単為生殖で雄を産むことができる
蟻の雄の存在意義ってなに?
働きアリも雌だろ?
この種にはいないのか?
>女王アリが雄と交尾して働きアリを産む
でもみんな単為生殖で生めるんだろ?
なんで雄が要るんだ?
遺伝子組み換え
クローンばかりだと環境変化(おニューの病原菌やウイルスの発生、気候変動、餌事情など)に対応しきれない
単体で増えると母体の遺伝子しか引き継がない
雄との交尾で増えると両方の遺伝子を引き継ぐ
雄+雌じゃないと雌は産めないって事かな?
そうだよ
オスと交尾した女王でないとメスは産めない
メスが産めなければ当然次世代の労働力が確保できなくなるのでその群れはいずれ滅びる
人間社会で子供が全く生まれなくなるようなもんだからな
生育状態が良く、卵巣が十分に発達、巣ごもりする前に交尾した複数のオスの精子を溜めこんで産卵、
10年以上生き続ける
働きアリ
生育状態が悪く卵巣が十分に発達しないメス、単為発生で産卵できることもあるが働き手にならないオスしか生まれず、
巣が小さいと周囲のメスに潰される
1~2年で死ぬ
オスアリ
基本的に女王アリから生まれた子供、ハネが生えて巣の外に飛び出し、次の女王アリ候補と交尾したら死ぬ
数カ月の寿命
マジでDNAにいいように使われる人生だな
いや虫生か
雄は雌の体に同化して脳も消化器官も無くなって精巣だけの存在になるんやで
ひたすら殺戮を続け、クロヤマアリ女王をブチ殺し。
そんで、クロヤマアリの女王になりすましては、更に略奪を繰り返すサムライアリが一番怖いわ。
これは漫画だけど、実際の生態も同じってのが狂気。
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049550365
別の種のアリさらって働かせるのは何アリだっけか
それがサムライアリ。
集団の利益っつーより蜂の巣と一緒で
巣単位で一つの生き物。
元スレ:http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1524973745/
裏切りというよりエラー行動とその修正みたいな感じですねえ
産ませてよ……
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